【解説】子供の習い事!人気スポーツの選び方や費用など丁寧にまとめました
[word_balloon id="5" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]こんにちは!naoblogです[/word_balloon]
そろそろ子供にスポーツ習わせようかなと考えている人!
「人気のスポーツってなに?」
「一体費用はいくらかかるの?」
「スポーツから具体的に何が学べるの?」
このような疑問をお持ちだと思います
私は、長年スポーツに取り組み
現在は小学校で先生をしています
最近の子供たちの様子を踏まえながら
今、子供たちに習わすスポーツについて考えてみました
[box class="pink_box" title="✔︎この記事からわかること"]
・子供に人気のスポーツがわかる
・人気スポーツの費用がわかる
・スポーツからどんなことが学べるかわかる
・子供のうちに必要なトレーニングがわかる
・スポーツを習う子供たちに的確な指導ができる
[/box]
1 【2020年版】子供に人気なスポーツ
参考URL https://point-g.rakuten.co.jp/educare/articles/2020/kids_lesson_sports/
1-1 個人スポーツ
習い事ランキングから個人スポーツで人気があるのを見ると
スイミング・体操・空手が挙げられます
スイミング・体操が男女ともに多いのは
心肺機能の向上や基礎的な体の動きを身につけさせたいからですかね
また、両方とも小学校では
水泳学習やマット運動など直結する動きになっているので
お家の人が習わしたい!と思っているのかなと考えます
自分が子供の頃には体操教室など近くに無かったのですが
最近増えてきているのですかね??
たしかに、クラスの子もよく通っています
1-2 集団スポーツ
習い事ランキングから集団スポーツで人気があるのを見ると
サッカーやダンス、バレエが多いです
女の子もサッカーが人気なのに驚きました
私は野球をやっていましたので、少し残念ですが
サッカーが野球を抜いて人口が増えているのも納得です
ダンスやバレエは小学校の体育の授業で
扱われるようになり
急速に人気が出てきていますね
また、さまざまなアイドルが出てきたことで
振り付けなどを覚える女の子も多いです
踊りが身近に感じてきたことで習いたい子が増えたように感じます
2 中学校で人気の部活ランキング
参考:部活動でいま人気なのは何部?ランキングと推移をデータで検証
小学校から中学校に上がるときに
同じスポーツだと取り組みやすいですし参考になるかもしれませんので
今の人気な部活も載せておきます
子供はその時の感情などで
左右されるかもしれませんが男女ともに
テニスが人気なことがわかります
これらも踏まえて小学校での
スポーツ選びを考えてもらうとスムーズかなと思います
3 一挙大公開!子供のスポーツにかかる費用
3-1 少年野球
費用
- 入会金 なし
- 月謝:¥2000〜5000
- 時間:週1〜2回、半日〜1日
月謝はどの競技よりも安いです
ただし、初期費用(道具を揃える)が高い傾向があります
靴下やアンダーシャツなどの消耗品も高くつきます
参考サイト
https://suzukiaya.com/baseball-hiyou/#index_id19
3-2 少年サッカー
費用
- 月謝:¥3000〜10000
- 時間:週1〜5回、1時間〜1日
少年団の場合
費用
- 入会金 ¥1000〜3000
- 年会費 ¥1000〜3000
- 月謝:¥3000〜5000
少年団はボランティアの人が運営しているため
保護者の協力が必要なことが多い
スクールやクラブチームの場合
費用
- 入会金 ¥6000〜12000
- 年会費 ¥6000〜12000
- 月謝:¥5000〜10000
サッカー専属のコーチがいるため費用が高くなりやすい
レベルの高いサッカーの練習ができる
参考サイト
小学生が習い事でサッカーを始めると、かかる費用はどうなっていくか?<前半編>
3-3 スイミング
費用
- 入会金 ¥3000
- 月謝 ¥5000〜8000
- 時間:週1〜2回、1時間〜1時間半
*選手コース(週に4回くらい)
費用は月¥15000くらいに上がります
登録料や合宿費用などが上乗せされると結構な額になります
参考サイト
https://swimming-info.net/articles/2
3-4 ダンス
費用
- 月謝 ¥5000〜10000
- 1レッスンあたり ¥1500〜3000程度
*受け放題:月¥10000〜15000
1ヶ月間どのレッスンを受講をしてもいいサービスです
受け放題というシステムにびっくりしました
参考サイト
3-5 体操教室
費用
- 月謝 ¥6000〜8000
- 時間:週1回、1時間
最近は習っている子が多いですね
体育でマット運動などがあるのでよい機会かもしれないです
参考サイト
3-6 空手
費用
- 入会金 ¥5000〜10000
- 年会費 ¥10000前後
- 月謝 ¥5000〜8000
- 時間:週1回、1時間
空手などは初期費用を払うと
消耗品が少ないためお財布に優しいです
2つ目のスポーツを選択する場合によいかもしれないですね
参考サイト
3-7 バレエ
費用
- 月謝 ¥7000〜15000
- 時間:週1〜2回、1時間ほど
*発表会の費用がとても高い
最低でも約10万円くらいするそうです
バレエはやっぱりお金がかかりそう・・・
参考サイト
バレエ発表会の費用はいくら?親の負担もすごい!気楽に習えない習い事
3-8 テニス
費用
- 月謝 ¥5000〜6000
- 時間:週1回、1時間〜1時間半
*選手コース
月謝 ¥20000
選手コースになると各大会の登録料や合宿代などで結構かかるそうですね
参考サイト
4 【重要!】子供たちがスポーツから学べること5選
4-1 協調性
集団スポーツなら必ず協調性が身につきます
なぜ協調性が身につくかというと
コミュニケーションが必要となるからです
サッカーであったらポジションの確認や
野球ならサインなどの連携プレーの確認など
1点の重みを理解しながら戦う必要があるからです
協調性がないチームは、まず勝てないです
強くなるためには、先を読んで動いて声をかけあわないといけないからです
また、チームプレーとよく言われますが
上下関係や横の関係など全てにおいて
協調性が高い方がチーム力は強くなります
スポーツを通して
必ず協調性が学べると思います
集団競技である程その効果は高くなります
4-2 粘り強さ
野球なら「甲子園」
ラグビーなら「花園」
このように目標ができます!!
それに向かって時には辛い練習もあります
ですが、そこで心折れずに練習できるかが大切です
それが粘り強さにつながります
ライバルよりも上手になりたい
目標を達成するために負けられない
メンタルを強くもつことで同時に粘り強さが
自然と身についていきます
4-3 効率性
どのようにしたら勝てるのか考えたり
もっとよいフォームはどうなのかと調べたり
スポーツをしていたら考えることが多くなります
こんなふうになりたい!という思いに向けて
練習していきますね?
その練習が大切です
ただ漠然と練習に取り組んでいても意味がないです
どのようにしたら上手になるのか
考えながら効率のよい練習を考える力が必要になります
効率的に1番効果が出る練習をたくさんしなくてはなりません
そのようなことを考えながら
スポーツができるので社会に出ても作業の効率性が高まります
4-4 チャレンジ精神
いちかばちかやってしまおう!
いつまでも考えていられないときがあります
時には思い切りも必要なのが
スポーツの世界です!
躊躇せずにチャレンジできるメンタルをもつことができます
失敗しても、後で取り返せば済むので
とにかく勇気を出してやってみようという気持ちが身につきました
今のスポーツ界ではデータなど
新しい機械がたくさん盛り込まれています
そういうのにもとにかくやってみて合う合わないがあるので
なんでもスポーツではチャレンジ精神が大切です
4-5 「ありがとう」の気持ち
お家の人の協力があってのスポーツだと考えます
新しい用具を揃えてもらったり
月謝などのお金を払ってもらったり
到底自分だけではできないです
親のありがたみを感じることができます
小さい頃から一生懸命手伝ってくれていると
必ず子供たちなりの恩返しを考えると思います
スポーツを続けていく中で
たくさんの経験を積み重ねていきます
いろんな人の支えがあって続けられたり
進路が決まることがあったり
スポーツを熱中して取り組む中で出会いも多くあります
そのような人たちに感謝しながら
子供たちはプレーしていく大切さを学びます
5 子供の指導!確かな情報を教えます
5-1 ストップ!ゴールデンエイジ理論
一昔前までは神経系や脳の発達によるスキャモンの結果から
ゴールデンエイジ期にスポーツをさせようという風潮がありました
なぜ?ゴールデンエイジ(9〜12歳)が以前は話されていたかというと
このようなグラフが取り上げられていたからです
ここから、動作の習得には
ゴールデンエイジ期が大切だということがわかりますね
でも、最近では見直されて
ゴールデンエイジ論は消極的になっています
一体現在の風潮はどうなっているの?
このように思った方がいますね
現在は、いろんな遊びをしていく中で
動作を習得していく過程が大切だとよく聞きます
つまり、ゴールデンエイジ期よりも前から常にいろんな動作と
触れ合っておくことが必要ということです
たくさん幼少の頃から触れ合うことで
ごく稀に「即座の習得」に出会うこともあります
5-2 即座の習得
新しい運動を何度か見ただけで
すぐにその運動をおおざっぱながらこなすことができる能力のことです
1つ前に話していますが
即座の習得を体験するためにはそれ以前にたくさんの遊び(動作)に
触れ合っておくことが前提となります
6 子供のうちに必ず身につけさせたい能力
6-1 神経系のトレーニング
[box class="yellow_box" title="3要素"]
・リズムとテンポ
・筋肉の緊張と弛緩
・動作をつなげる
[/box]
これら3つの要素をトレーニングにいれましょう
例えば、ラダーを使ったトレーニングです
ラダーをリズムよくトレーニングすることで
地面の接地時間を速められます
このような動作を速くするできるのは
小学生までとされています
また、野球でいうとジャンピングスローのように
「ジャンプ+投げる」
こんな感じで動作を繋ぎ合わすことも
トレーニングをする上で大切です
6-2 感覚系のトレーニング
平行棒の上でしゃがんでみたり
パルクールバーの上でスクワットしてみたり
平衡感覚をつかむトレーニングがよいでしょう
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6-3 運動スキル
[kanren postid="1059" labeltext="あわせて読みたい" target="on"]
以前の記事に運動スキルの説明をしています
スポーツの基礎となる部分ですので
読んでいただけたらと思います
7 子供への的確な指導及び声かけ
ここまで話してきたように
子供のうちはたくさんの動作を体験させることが大切です
それらが将来、感覚として結合されていきます
サッカーでシュートを決めさせてあげたい
野球で速いボールを投げさせてあげたい
このような思いをお家の人にはあると思いますが
シュートや投げるだけの練習をしていても
効果はあまりないです
一時的に上手くなるかもしれませんが
それよりも感覚を積ませてあげて欲しいです
いろんな大小のボールでドリブルしたり投げたり
トランポリンで弾んでからスローイングしてみるなど・・・
もう1つ大切なことが
子供がつまずいて困っていた場合に
「こうしたらいいよ!」
と教えてあげるのではなく
子供に気づかせるように少し離れてみてあげることです
それが気づきとなって
必ず将来伸びると思います
8 まとめ
子供が自分から
「〇〇のスポーツしてみたい!」
このようなお願いがあれば、ぜひ取り組ませてみてください
(費用面は相談してからですが・・・)
小学生のうちはいろんなスポーツを経験させて
中学校からスポーツ1本に絞っても遅くはないです
最近はプロ野球の世界でも
中学校から野球をやり始めたという選手も増えてきています
スポーツ選手を目指さなくても
将来草野球のように生涯スポーツとして
関わることができると健康増進にもつながります
もちろん、一生懸命取り組むことで
働いていく上でとても大切なスキルが身についていくことも考えられます
私も現役中はスポーツのことで頭がいっぱいでしたが
引退してからスポーツのよさに気づくことが多くありました
スポーツからの学びは本当に厳選したものであり
大きなメリットがたくさんあります
子供がやってみたい!という気持ちをもっていたら
なるべく協力してあげて欲しいなと思います