絶対に読むべき教育の本!小学校教員のおすすめ2選
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休校期間もそろそろ終わりかな〜
小学校教員として教材の勉強はたくさんしたつもり・・・
でも、もう少し
教育関係の本とかも読んでおけばよかったな〜[/word_balloon]
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本屋さんに行っても
たくさんあってなかなか決められないですよね!
今回は、とりあえず
これからの日本教育のあり方
教員としてこんなことを目指すといいんだよと考えさせられる
おすすめの本を2冊紹介をします[/word_balloon]
絶対に読むべき教育の本!小学校教員のおすすめ2選
1 小学校教員のおすすめ2選
1-1 世界で学べ 大谷真樹 著
約150年間、我が国の教育システムは基本的に変わっていません。日本の教育制度は、明治から太平洋戦争まで続く富国強兵・殖産興業の国策を支えた兵士や労働者を効率的に育成するのに最適化されたシステムです。それゆえに敗戦で民主化された戦後にも、経済活動を支える質の高い労働者を大量生産することができました。その結果、戦後日本は急激に復興・発展し、奇跡的な高度成長期を経て、20世紀末には世界で2番目の経済大国へと上り詰めました。 ところが、ここにきて急激に、この教育システムの制度疲労が明らかになりました。グローバル化した経済やICTの発達により変化が早く、先の読めない時代となり、人々が多様な生き方を模索する中で、教育制度が時代の要求や人々の価値観の多様化にまったく対応できていないのです。これは文部科学省もわかっていることですが、前例主義の呪縛から逃れられない官僚たちは自力では根本的な制度改革ができません。 企業の経営者や一部のビジネスマンは日本経済がバブル崩壊以降の30年間、ほとんど成長していないことをよくわかっています。80年代までの日本経済はジャパン・アズ・ナンバーワンといわれたように世界の中で大きな存在感を持っていましたが、この20年間のGDP成長率でみると、日本はわずか23%なのに対して、中国は1198%、成熟した、あのアメリカですら226%です。日本はほとんど伸びていないのです。この経済成長の停滞は、実は教育システムの硬直化と完全にリンクしています。
本書は日本型教育が経済ばかりか、いかに日本の社会全体を硬直化させているかを例示し、その洗脳を解くには「世界で学び、グローバルな視点を持つ」しか方法がないことを教えてくれます。子どもを世界で通用する人材に育てたいと思っている保護者、教育者。また、自分が世界で活躍したいと考えている高校生、大学生、若いビジネスパーソンも必読の内容となっています。 世界で学べ
◎教員としてこの本から学んだこと
約150年間
日本教育の根幹があまり変化していない事実を
教育者は受け止めるべきだと思いました
例えば、昔と今の世界時価総額ランキングを取り上げてみます
その結果、世界時価総額ランキングにおいて素晴らしい結果を生みました
世界1位を含め32社がランキングに入っています
〈以下の図を参照〉
*世界時価総額ランキング
気になる今はというと・・・
*世界時価総額ランキング
ご覧いただけましたでしょうか?
1社しか入っていない!!
平成の30年の間にこんなにも衰退しているんです
でも、教育は大きく変わっていない!!!
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著書には、
世界に誇れる日本人の特質を生かしつつ
グローバル(コミュニケーションなど)な教育を進めるべきだと明記されていました
今まで正しいと思っていた
従来の「聞く・書く・話す・読む」などの日本教育が
教育の先進国ではないことを痛感させられました
この本にはたくさんの資料やデータ、グラフなどが載っています
また、今の教育に一石を投じてくれます
教員として当たり前と思っていたことを考えるよい機会になりました
ぜひ手にとって読んでみてください
1-2 伸びる子どもは〇〇がすごい 榎本博明 著
●仕事に不適応な新人社員 注意されるとすぐに落ち込んでしまう新人。場合によっては翌日から仕事に来られなくなるケースも。一方で、注意に反発し、仕事の改善が見られないケースなども発生。どうやって接すればいいのか、悩む上司なども大量に発生している。新入社員になる以前に、小学校の現場では、暴力事件が急増中。子ども同士のコミュニケーションも変調を来しているのだ。中学受験を目指すなどの早期教育は効果はあるが、その効果は一時的なもの。さらには、今の子どもは友達と遊んだり、自然と触れ合ったり、いろいろ冒険したりして、主体性や多様性を身に付ける機会が減っている。 本書では、本来身に付けるべき子どもの教育について、親の立場、会社で指導する立場から見る。
●自己コントロールなどの「非認知能力」が求められる 2000年にノーベル経済学賞を受賞したヘックマンも、40年にわたる研究で、早期教育が知的能力を一時的に高める効果については認めている。しかし、それだけが学歴や収入という成功に結びついたわけではないと結論づける。現に認知能力(知的能力)に関しては、8歳の時点で効果は失われている。だが、成人後のデータを見ると、早期教育を受けたものの方が、学歴も年収も高くなっていた。協調性、忍耐力、やる気などの非認知能力がその後の成功のカギを握る。 そのためには子どもへの結論を急がない。ひたすら待つ、一緒に考えるという姿勢も必要になるのだ。 本書は子育てについて、心理学や教育学の最新の知見から語るので説得力がある。本書は、『ほめると子どもはダメになる』(新潮新書)の第2弾ともいえる内容で、子どもの忍耐力や協調性、自立性の必要性を強く説く。子育て(幼稚園児、保育園児、小学生)に悩む親世代にとっては、必読の一冊。 伸びる子どもは〇〇がすごい
◎教員としてこの本から学んだこと
幼児期・児童期の過ごし方の重要性に気づきました
その中でも、特に
非認知能力(忍耐力・感情コントロール力・共感性・やる気)
を高めることが教育に大切だということです
この本には、その能力を高める方法や手段がいくつも紹介されています
また、昨今の「ほめる」教育についても疑問を投げかけています
ほめることのブームはアメリカの教育からきたと言われています
本屋に行っても「ほめる」ことを題材にした本が多数並んでいますよね?
知らないうちに「ほめる」が正しいとされている環境にあります
叱ったり厳しいことを言ったりすることはエネルギーがいることや
気まずくなる可能性もあるため気分的に疲れる
そんな中、自分への負荷をかけずにできる「ほめる」ことは
非常に魅力的でありますよね
でも、結局は教育から逃げているところもあるはずです
何をしてもほめていたら、結局
すぐに諦めてしまう子
弱音をはいてしまう子
に育ててしまう可能性があると感じました
叱ればいいものではありませんが
ほめるばかりの教育もどうなのかなと考えさせられました
また、ほめる方法についても詳しく解説されていて勉強になりました
幼稚園・小学生(低学年)の子をもつ保護者の方々にも
共感できる部分が多いと思います!
詳しくはこちらを読んでください