AVRIL22の日記

新しい時代の教育

ほめること叱ること

みなさん!

この本を読んだことはありますか?

 

私がこの本から感じたことは

幼児期・児童期の過ごし方で将来が決まる!

特に

非認知能力(忍耐力・感情コントロール力・共感性・やる気)

を高めることが大切だとありました

それは、

幼児期・児童期にあることです

 

私の教育モットーは、「ほめる」ことでした。

その「ほめる」ことについて

筆者の考えやたくさんの論文・研究データから

凄く考えさせられました。

 

なぜ、私が「ほめる」ことにこだわったかというと

学校に行きたい!と思って登校してきて欲しい

そんな思いからでした

そのため

なるべく子供達に負荷がかからないように体制をとったり

つい私の意図した方向に進めたいあまり口をだしたりしていました

でも

それは、本当に子供達のためになっているのか?

読んでいくうちに自問自答をしていました

 

本書の例にあったのですが・・・

宿題をなかなかしていない子がいます

みなさんはどうですか?

 

私の場合は、

宿題ぐらいならと誰かを傷つけている訳でもないので

そこまで本気で注意はしていませんでした

なんなら、たまに出したときにほめていました

ですが

私のような甘い先生方がたくさんいたとすると

この子はきっとこの先宿題を進んですることは

何かのきっかけがない限りないでしょう

ただ、それを本気で叱って(叱るの表現は難しいですが)あげることで

この子が改心してこの先宿題を習慣化して行ったらどうなるでしょうか

確実にこの子の将来は変わります

仮に、毎日宿題を30分行うと

1週間210分(7時間)

1ヶ月840分(14時間)勉強していることになります

叱るにはもちろん、その先生の愛をもっての話で考えてください

甘くて優しい先生では、将来をつぶすようなことをしてしまっていると

考えさせられました

 

ほめることのブームはアメリカの教育からきたと言われています

私も海外の教育に関心があり、アメリカ等で行われている教育に

どこかしらの憧れを抱いていました

また、本屋に行っても「ほめる」ことを題材にした本が多数並んでいる

 

本書で共感したことは

叱ったり厳しいことを言ったりすることはエネルギーがいることや

気まずくなる可能性もあるため気分的に疲れる

そんな中、自分への負荷をかけずにできる「ほめる」ことは

非常に魅力的であるというところです

結局は逃げているところがあったのかなと考えてしまいました

すぐに諦めてしまう子

弱音をはいてしまう子

に育ててしまう可能性があると感じました

必要以上に叱って注意することはあってはならないと思いますが

きちんと叱ることの必要性を感じました

そうして

しっかりとやりきった達成感や

努力を惜しまないことでできた体験などは

どんどん味わってほしいと思います

 

「ほめる」ときも結果ではなく

努力の過程をほめてあげたいと思います

 

「ほめる」ことはもちろん大切ですが

叱ることが絶対ダメ!

というようなこともないんだなと考えられるよいきっかけになりました

(当たり前ですが、体罰や言葉の暴言は絶対だめ!!)

みなさんも手にとって是非読んで欲しいです

特に幼稚園・小学生(低学年)の子をもつ保護者の方々、

共感できる部分が多いと思います!