AVRIL22の日記

新しい時代の教育

【国宝!】旧開智学校へ行ってみた

[word_balloon id="5" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]こんにちは!naoblogです[/word_balloon]

 

みなさん旧開智学校はご存知ですか?

私は小学校で働きながらも

その存在を知りませんでした

 

国宝に指定されている学校!?

とても興味をもったので行ってみました

もちろん、go toのときに・・・

 

これからの教育に観点を置いて

今までものごとを考えていましたが

昔の教育を知ることで今の教育と比較できる機会だと思いました

 

今回は旧開智学校のこと

また、旧開智学校へ行ってみた感想などを

お伝えできたらと思います

 

[box class="pink_box" title="✔︎この記事からわかること"]

旧開智学校が国宝に指定された理由がわかる

旧開智学校の様子から昔の教育がわかる

・昔と現在の教育の違いを知ることができる

[/box]

 

旧開智学校とは

設立:明治9年(1876年)4月に完成 *その後90年近く使用

 

国宝:令和元年(2019年)、近代学校建築として初めて指定されました

 

観覧料:400円(大人)

開館時間:午前9時から午後5時まで(ただし入館は4時30分まで)

 

場所:〒390-0876 長野県松本市開智2-4-12

〜交通手段〜

バス:タウンスニーカー北コース「旧開智学校」下車徒歩1分    松本駅から北市内線「蟻ヶ崎高校前」下車徒歩5分

徒歩:JR松本駅から25分 *周辺は自転車でも回れます

車 :長野道松本ICから約15分(駐車場約20台) *駐車場は比較的余裕がありました

詳しくは以下を参照にしてください http://matsu-haku.com/kaichi/info

 

国宝に指定された理由

国宝指定にあたっては、「近代化を推進した開化期の洋風建築受容を示し、近代教育の黎明を象徴する最初期の擬洋風学校建築として、文化史的に深い意義を有する」と評価されました。

◎擬洋風学校建築がポイント

擬洋風とうことで和風と洋風が入り混じった校舎となっています

大きな特徴としては

東西南北の風見を配した八角塔がそびえ立ち、舶来のガラスが散りばめられた校舎など

いろんなところで職人さんの技術による和の部分と近代文化の洋風な部分が

入り混ざっているところに価値があり国宝に認定されました

 

学制の発布でさまざまな学校ができたものの

今では当たり前のような廊下や教室ではなかったそうですが

旧開智学校は先駆けて建築にこだわり

教育に力を入れていたそうです

 

実際に行ってみた感想

入館の際にいただきました

よし!建物を見てみよう!

パンフレットの表紙はもちろん擬洋風学校建築!!

 

廊下は今とあまり変わらないですね

通路の幅も広く木の板が歴史を感じさせてくれます!!

 

当時の教室など・・・

机は今の図工室(私の自治体)と似ています

教壇は小さく、ピアノなんかも置いてありました

教室の横幅は狭いように感じました

 

 

今回は企画展をしていました

私は、体育に関心があってピッタリの内容でした

 

当時(各時代)の体育の由来や歴史など様々なことを知ることができました

資料を見た感じだと、今のゲーム性に近い体育といよりも

軍隊的な体操に近いのが主流だと感じました

 

当時は、戦争などもあったので

みんなで楽しく体育!というよりは

生活に必要な筋力を鍛える意味が強いように思いました

 

体育の領域を深めたい先生たちは

絶対に行った方がいいと思います

私もついつい先を見据えた体育を目指していますが

昔はこれぐらいできたんだ!など

新しい発見をすることができました

 

また、資料もたくさんあったことで

調べて深めようと探究心をもつことができました

この企画展はおすすめです!

 

当時の資料がたくさん保管されていました

昔の教育の方法論や学習内容など

詳しく書かれている資料が多くありました

 

授業で現在使われている方法などもあって

「変わっていないんだな!」

このように思う場面もありました

たくさんの技法やテクニックに触れることができて、考えが確実に深まりました

 

みなさんの学年ではできていますか?

内容は今よりも少し難しく感じます・・・

 

当時は算数で

難易度別でクラス分けをしていたそうですが

差別なども起こってすぐに取りやめたそうです

優劣をつけるのは今と同じでよくないですね

昔から先生たちもアイデアを出し合って考える資料がたくさんあって見ていて面白かったです

 

まとめ

*こちらは現在の開智学校

 

旧開智学校に行って

現在と過去の教育の変遷について理解できました

いつの時代も子供のことを思って

授業や学級経営をしていく先生方の取り組みに感心しました

そこには生活様式が密接していることも分かりました

 

教育資料は各時代の教科書や教材、学級日誌など

ものすごい量収蔵されています

時間のある先生は1度拝見しに行ってみてください

絶対に勉強になります!!

 

特に体育に関心ある先生は

今がチャンスですよ!