AVRIL22の日記

新しい時代の教育

小学校低・中学年の考え方を理解した声かけ

 

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休校期間はたくさんの本を読んで知識を増やしていました

再び興味をもって購入した本がいくつかありましたので

また読書熱が少しずつもどってきました

今回は小学校低学年・中学年向きの考え方や指導の仕方を紹介します

学んだことを保護者の人向けに発信しますので家でも実践してみてください

現役教員が読んで感じたことなど少しでも参考にしていただけると嬉しいです[/word_balloon]

 

小学校低・中学年の考え方を理解した声かけ

小学校低・中学年

 

1 考え方

 

大人の脳に近づいています

10歳くらいには大人とほとんど同じ

脳の形が形成されているそうです

 

7歳〜は脳がしっかりと発達してきて

判断力記憶力が急速に高まるとされています

 

特に低・中学年頃は

自分がやってみよう!

と思ったことを成し遂げたい年頃でもあります

 

成功体験をたくさん積んであげることが

高学年または将来にまで重要な役割となってきます

その指導については以下に書いていきます

 

 

2 声かけの仕方

 

上にもあげたように

自分の意志で物事を決めたい年頃です

 

教師や親が一方的に

「〇〇しなさいよ。」と声をかけると

反抗的な態度をとったり無視したりすることもあります

いいよ!と言いながら内心は・・・という子も

おそらくいるはずです

では、どうしたらよいか?

 

例えば

「〇〇と△△の方法があるけれど、どっちにする?」

このように

子供に選択権を与えてあげることで

自分の意志で決めたから取り組もうと考えるようになります

 

決まった作業をさらに深める意味で

「どんな風にしていこうか?」

「もっとよいアイデア探してみようか?」

このように聞くことで

子供が興味をもって調べたりモチベーションが上がったりします

 

とにかく子供たちは

自主性・主体性をもったときに嬉しくなるので

子供主導で進めていきましょう

大人からみると

全然できていないな〜と思うかもしれませんが

温かく接してあげることが大切です

 

そして何より大切なのが

褒めることです!

子供が成し遂げたものには

「うまくできたね。」

「自分の力でよくがんばったね。」

「たくさん工夫して考えたね」など

感想を伝えて欲しいです

 

これらを繰り返すことで

自ら学んでいく力がつき

大人になった時に強みに変わるかもしれませんね

 

このような場合も考えられます

宿題になかなか取り組まない場合は

やりたいことを紙に書かせて

「テレビ、YouTube、宿題、どれからやるか決めようね」

子供に順位を決めてやらせてあげてください

決して宿題やれ〜と言わないようにしましょう

 

さいごに・・・

私が子供の頃

学習塾で先取りしているかしこい子供たちがいました

ですが、中学の頃になると立場は逆転していました

その理由について、最近読んだ本に

先取り学習をさせることで

「もうだいたい知っているから。」と決めつけて

人の話に耳をかさなくなる習慣がつくからだそうです

全員にあてはまることではないですが、すごく納得してしまいました

復習をしながら着実に力をつけた方がよいのかなと考えます