小学校教員の講師と正規教員のちがい
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教員採用試験を不合格してしまった場合に
講師として登録する人が多い思います
講師と正規教員とのちがいはどんなことなのか?
その疑問を小学校教員の私が解決します
給料や仕事などの方面から見解していきます
個人的な意見や考えが多いですが承知していただきたいです
よろしくお願いします[/word_balloon]
小学校教員の講師と正規教員のちがい
講師と正規教員のちがい
講師でも担任をもつことは普通にあります
ただ、正規教員と比べると給料や仕事でのちがいが見られます
1 給料
・給料は正規教員よりだいぶ低くなっています
*若い場合はそこまで変わりませんが
私の経験では、講師の時21〜23万円くらいだったように思います
また、講師として年数を重ねても給料は大きく上がらずほぼ横ばいになっていました
・通勤や住居手当はある(正規教員と同じ額)
・ボーナスが低い(夏・冬もらえますが・・・)
講師をしていた頃は、給料をそれなりにもらえていましたが
やっぱり正規教員に比べると少ないですね・・・
住民税は自分で郵便局に支払いに行ってました
(引き落とされないので・・・・)
メリットもあります!
講師をしていると、正規教員になった場合に
教員年数に全額加算されることです
噂で聞いたのですが
退職金に関しては、採用された歳からなので
採用が遅くなるともらえる額は減っていくそうです
新卒が採用が1番もらえるそうです
2 研修
・研修は少ないです
採用された場合は
初任者研修が毎週あり指導案を書いたり
先輩に授業をしてもらったのを見学したり
たくさんの学ぶ環境があります
しかし、講師は年に3回くらいの
自治体の全体研修ぐらいしか学ぶ機会がありません
手厚い初任者研修に比べると少なく感じます
そのため、クラスで問題も起きやすくなるなど
教員としてしんどくなることもあります
同期も存在しないので
打ち明けられる友達を作ることも難しい環境になっています
改善策としては
自治体が独自に開いている研修に積極的に参加することで
授業などのテクニックが身につくと思います
あとは、校内の先輩にお願いして授業を見学しまくるくらいですかね
3 番外編
・講師は不安定(いつきられるか分からない…)
言い方が悪いかもしれませんが
講師は駒のような扱いにすぎないです
校務分掌では責任のないものを任されたり
学年の先生を配置するときも希望は聞いてくれなかったり
学校にとっては使いやすく、ミスをしてしまうと
いつでも首をきられるような状態にあります
初任者ですとこれからの教員の卵として
最初の3年間で
低・中・高学年を任せてあげようなど
育成プランを考えてくれることが多いです
それに比べると
ストレスの溜まる環境にあることは間違いないです
でも、何も言えないことも事実ですので
採用されるように目指しましょう!
〜まとめ〜
とにかく講師で満足するのではなく
早く採用されるようにしましょう
人間性のよい講師の人は必ず噂で回ります
いつどこでチャンスがあるかもわからないので
今任されている仕事に対して熱意をもってほしいです