AVRIL22の日記

新しい時代の教育

子供に大好評!新出漢字の教え方

 

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教員のみなさんは新出漢字をどのように教えていますか?

小さなマスの書いた黒板を使って

筆順に気をつけながら教えている人を多く見ます

私は、子供たちの主体性を求めていますので

漢字を教えるというより子供がミニ先生となり

教え合って覚えられるような環境を作っています

参考になれば取り組んでみてください[/word_balloon]

 

子供に大好評!新出漢字の教え方

新出漢字の教え方

 

1 流れ

 

1 新出漢字の担当を決める *この漢字は〇〇さん!というように・・・ 2 漢字の枠を書いたプリントを配る 3 漢字の枠に自分が担当する漢字を書く *学期初めに一気に進めると楽です 4 新出漢字を勉強するときは、それを書いた子が前に出て説明する *必ず順番に回収しておく 5 みんなで立って筆順を確認する 6 漢字ドリルに書き込んで覚える 7 丁寧に書いているかチェックする

 

このような流れになっています

漢字を教師が一方的に教えるのではなく

子供がミニ先生となり教えているようなかんじです

 

2 漢字の枠

 

必要な欄 ・名前 ・新出漢字(大きく書く) ・部首 ・音・訓読み ・画数(筆順) ・漢字ドリルに載っている熟語 ・漢字ドリルに載っている覚え方などのコーナー

 

上のものを全て含めたB4の漢字の枠を用意してあげましょう

実際のイメージ・・・

音読みは赤字、訓読みは青字

部首は赤字など工夫してみるとさらによくなるでしょう

 

3 ミニ先生の発表

 

新出漢字を書いた子は前に出てきてミニ先生になります

漢字の枠に書いていることを自分の言葉で説明します

 

例えば 「はじめてもいいですか?」 「この漢字は〇〇と読みます」 「画数は◯画です」 ・・・ 「最後に筆順を確認します」

 

ポイントは

ハッキリ伝わるように前を向いて発表すること!

指示棒があればいいですね〜

 

4 筆順のワンポイント

 

筆順は体全体で動かした方が効果があると聞いたことがあります

だから、ロケットのポーズといって

天井を両手で指差すような大きなポーズを最初にとらせます

 

その後、ミニ先生にどんな声で筆順を確認するか決めさせます

例えば、大きな声・小さな声・高い声・低い声など

*ここが面白くなるポイント

 

そして「せーの」で書き始めます

子供たちはどんな声でいこうかな?

興味津々で筆順を始めていきます

5 効果

 

人前に立って先生役をするので

発表する力がつきます

困っても友達が

「次、こうするねんで!」

声をかけてくれるので緊張することはあまりなくできます

 

よく見ている子供は

〇〇先生の真似で発表するね!と言ってきます

そこまでの発表力と先生を見る観察眼があれば

褒めてあげてください!

 

〜まとめ〜

好評で、たくさんの先生方に真似をしてもらっています

生徒指導などで忙しくしているときにも

子供たちがやり方を分かっていれば

担任がその場にいなくてもできるのもポイントです

 

はたからみるとふざけているような感じですが

子供たちが面白く覚えられているので

この教え方でもよいと考えます