AVRIL22の日記

新しい時代の教育

【10分でわかる!】小学校で必要なプログラミング教育

[word_balloon id="5" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]こんにちは!naoblogです[/word_balloon]

 

今年度から小学校では

プログラミング教育がスタートしましたね✨

 

小学校内外で

しっかりとプログラミング教育の研修を受けているのに

いろんなソフトやアプリに名前があることや

カタカナ表記の羅列でちょっと困惑状態でなにから手をつけよう・・・

このようになっている人もいるのかなと思います

 

そのような人向けに、そして

現在小学校の担任している学年のことも考えながら

プログラミング教育を通して

学年別に必要な力とその力を身に付けるために大切な教材を

現役小学校教員の私が、紹介したいと思います

 

[box class="pink_box" title="✔︎この記事からわかること"]

・プログラミング的思考

・【学年別!】プログラミング教育のポイントとおすすめ教材

[/box]

 

1 そもそもプログラミング的思考って?

1-1 プログラミング的思考

自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力のこと。 その思考は、普遍的に求められる力であると考えられる。また、特定のコーディングを学ぶことではなく、「プログラミング的思考」を身に付けることは、情報技術が人間の生活にますます身近なものとなる中で、それらのサービスを受け身で享受するだけではなく、その働きを理解して、自分が設定した目的のために使いこなし、よりよい人生や社会づくりに生かしていくために必要である。 引用先 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

子供たちが今後働いていく社会において必要な力だということがよくわかります

単にロボットを操作したり画面のキャラクターを動かしたりするのではなく

動かすために、このような作業が必要だなと創造しながら

トライ&エラーを繰り返すことがとっても大切だと考えました

 

そのため、将来子供たちが

どのような職業に就いたとしても

これからの時代においてプログラミング的な思考は必ず必要だと言えます

 

1-2 小学校で使われるプログラミング的思考

1-2-1 アンプラグド

機械やパソコンを使わずにフローチャートを用いる

例:算数(わり算)・掃除の仕方など

 

1-2-2 プラグド

電子機器を用いる

例:パソコン・タブレット・ロボットなど

 

2 【学年別!】プログラミング教育のポイントとおすすめ教材

2-1 低学年(1・2年生)

アンプラグドを中心としたプログラミング教育

 

どのようなアンプラグドをしたらいいのか

具体的に解説していきます💡

 

2年生の場合は、野菜の観察を生活科でするので

そのフローチャートを子供たちで考えると面白いと思います

 

例えば・・・

◯土が乾いている

◯水をあげる

◯トマトの色が赤くなっていれば収穫する

黄色だったら収穫せずにそのままにしておく

◯かんさつする

 

このようなアンプラグドを中心に2年生は活動できたら大丈夫です

*先生ロボットという面白いフローチャートもあります

次、また記事にしてみます!!

 

プラグドを使う場合は

本当に基礎基本ができるようにしましょう

 

[box class="yellow_box" title="〜プラグド内容〜"]

・ログインやシャットダウンができるようになろう

・マウスが使えるようになろう(クリック・ダブルクリックなど)

[/box]

 

ペア学年がある学校は

お兄さんやお姉さんにパソコンの使い方を学ぶとよいですね

なかなか教師1人で大勢の子の初パソコンをみるのは労力がいるので・・・

効率よく効果的なペアの人に教えてもらえるように時間をとりましょう

そして、基礎基本のパソコン操作を身に付けます

 

〜おすすめの教材〜

・Visucuit(ビスケット)

[kanren postid="482" target="on"]

 

2-2 中学年(3・4年生)

アンプラグドができていたら、プラグドに移りましょう

カリキュラムができていない学校は、まずはアンプラグドから取り組むべきです

 

[box class="yellow_box" title="〜プラグド内容〜"]

・インターネットを使おう

ローマ字入力ができるようになろう

・プログラミングで画面上のキャラを動かそう

[/box]

 

低学年で基礎基本を踏まえて

パソコンで作業ができるようになるのが中学年です

 

各教科と関連しながら文字を打って調べ作業をするのがよいと思います

早くできた子には教室にパソコンを置いておいて調べさせることもできます

 

プログラミング教育としては

画面上のキャラにプログラムしたことを伝えて

操作することができると完璧です!

 

〜おすすめの教材〜

SCRATCH(スクラッチ

[kanren postid="482" target="on"]

 

2-3 高学年(5・6年生)

いわずもがなですが、プラグド中心に取り組みます

 

[box class="yellow_box" title="〜プラグド内容〜"]

・パソコンを使って発表しよう

・プログラミングをして図形を描こう

・センサーを使えるようになろう

[/box]

 

高学年は、今までの学習の総まとめのようになっています

大きく変わることはセンサー機能です

 

センサーをどのように使うかというと

プログラムした内容をモノに転送して動かしたり

電球を光らせたり、様々な教材と関連して学習できます

 

クラッチは画面上ですが

それを日常生活に落とし込むことができます

そのため、相手のことを考えたプログラムが必要となり

子供たちそれぞれの考えに深みが増していきます

その発表も興味深く活動に広がりが出ると思います

 

〜おすすめアプリ〜

・アーテックロボ

https://www.artec-kk.co.jp/artecrobo/edu/

 

3 まとめ

小学校のプログラミング教育の全体はつかめましたか?

プログラミング的思考や

各学年に応じたプログラミング教材などを説明しました

 

どの先生も不安を抱いていることだと思いますが、それでも

「まずは、やってみる!」

この気持ちを大切にチャレンジしてほしいです

 

子供たちは柔軟な頭をもっていますので

すぐに大人顔負けのプログラムを作ることもあると思います

 

各教科などのカリキュラムと関連させて

考えを深められるプログラミング学習にしていきましょう