教育実習生に必要なこと
教育実習生
「主体的・意欲的」に取り組もう
今年度の教育実習は以下のように決まりました
新型コロナウイルスの影響で学校の休校が長期化していることを受け、文部科学省は1日、教育実習の実施期間を3分の2に短縮できるとする特例措置を全国の大学や教育委員会に通知した。再開後の学校現場は学習の遅れを取り戻すなどの対応に追われ、受け入れが困難になると見込まれるためだ。
具体的には、実習のうち、3分の1までは大学の授業や学習指導員での活動で代替することを今年度に限り認める。実習期間は幼稚園や小中学校が3~4週間のところを2週間に、高校は1・5~2週間から1週間へと短縮できるとした。
文科省はこれまでの通知で実習の時期を秋以降にずらすことを提案。卒業を控える4年生を優先して受け入れるよう求めている。
引用元 https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20200501-OYT1T50236/
小中学校 3〜4週間から2週間
高校 1・5〜2週間から1週間
正直物足りないと思いますが仕方ないですね・・・
それでは、実習者の大まかな流れをみていきます
(数年前なので、少しうる覚えです・・・)
〜小学生バージョン〜
◯大学に教育実習の申し込みをして、実習校が決まる
実習校は、自治体によって母校に行けるところと行けないところがあります
私は、母校に行けませんでした
ただ、家から近くの学校に割り当てられます
また、大学に付属小学校などがあればそちらで研修することも可能です
◯実習校が決まり、4週間実習を行う
時期:9・10月(運動会と重なることがあります)
服装:スーツ(到着後:動きやすい服)
持ち物:パソコン・実習記録ノート・バインダー・上靴・大学から配布された資料・筆記用具・水筒・給食セット・エプロン・マスク・印鑑・腕時計
*usb・カメラなどは個人情報に関わるのでNG
〜1週目〜
学校に慣れるために授業見学や子供たちと遊ぶ
学校の組織についての講話等がたくさんあります
〜2週目〜
担当の先生によって授業が始まる
授業をするときは指導案が必要
〜3・4週目〜
授業をどんどん行う
(毎日指導案に追われる感じです)
(自治体によって1日担任という制度もあるそうです)
最後研究授業を行い、職員で振り返りを行う
(ゼミの先生が見学に来ます)
💡今年度は、2週間ということで
おそらく、講話を詰めながら
授業をたくさん実践していくようになると思います
◎参考までに読んでみてください
https://mode412.com/%e6%95%99%e5%93%a1%e3%81%ae%ef%bc%91%e6%97%a5/
以下に教育実習で必要な力が書いてありました(抜粋しています)
1.教育実習の改善・充実 (1)基本的な考え方(2)実習内容・指導方法の改善・充実
- 教育実習は、将来教員を志す学生が、子どもと直接向かい合い、触れ合う機会である。このため、実習生には、学校の教育活動を単に体験したり、補助するという受け身の姿勢ではなく、主体的・意欲的に教育実習に取り組み、改めて教職を志す自覚や責任感を育んでいくという姿勢が求められる。課程認定大学においては、このような観点に留意して、実習校との連携協力により、学生が実習校の教育活動に主体的に関わる場面を設けるなどの工夫を行うことが必要である。
- 現在、教職実践演習(仮称)の新設が検討されているが、教職実践演習(仮称)は、教育実習も含めた教職課程の各科目の履修を通じて、学生が身に付けた資質能力が、教員として必要な資質能力として統合・形成されたかを最終的に確認するための演習科目である。これに対して、教育実習は、学校現場で行われる教育実践が学修の中心であり、また、事後指導も、こうした教育実践を通じて明らかになった課題等を省察する機会として位置付けられている。
- このように、教職実践演習(仮称)と教育実習は趣旨・目的が異なるものの、将来教員になる上で、何が課題であるのかを自覚する機会として共通性があることや、履修時期が近接していること等を考慮すると、内容や指導の面での関連性・連続性に留意にして、実施することが適当である。具体的には、教育実習やその後の事後指導を通して明らかになった課題を教職実践演習(仮称)で重点的に確認したり、必要に応じて補完的な指導を行うなどの工夫を図ることが必要である。
引用元 https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/002/siryo/attach/1405342.htm
- 事後指導は、学生が学校現場での教育実践を通して気付いた自己の課題を総括し、省察する機会として、重要な意義を有する。このため、事後指導については、できる限り実習校の指導教員の参画を得て実施するとともに、例えば、学生自身に実践記録を作成させ、それを基に指導を行うなど、学生の主体的な学習の機会となるよう、工夫することが必要である。
- 実習校においては、基本的に複数の教員が協力して指導に当たることとし、また、当該教員については、教育実習担当教員として、校務分掌上、明確に位置付けるとともに、校内研修等の機会を通じて、教育実習に対する他の教員の理解と協力を深めるなど、責任を持って実習生を指導する校内体制を構築することが必要である。なお、指導に当たっては、退職教員等の協力を得ることもあわせて検討する必要がある。 また、教育委員会においても、教育実習が効果的に実施されるよう、教育実習担当者を配置して、課程認定大学や学校との連絡調整や各学校に対する支援を行うなどの体制を整備することが必要である。
- 教育実習を通じて明らかになった個々の学生の特性や課題等については、あらかじめ課程認定大学と教育委員会との間で協議・調整を行った上で、教員の採用選考や採用後の研修の際に、参考情報として活用することも考えられる。
まとめると
学生は、「主体的・意欲的」に学習していきましょう
そして、勉強や講義では浮き彫りにならなかった課題を自覚して
今後の励みにしていきましょう
最後の一文が文科省の資料に記述されていることに驚きました
採用試験にも関わってきますので、
最低限の社会人のマナーは守っておきたいですね
授業で失敗するのは当たり前ですので
どんどんトライしてください
自分で「こんなことしたいです」と言ってくれると
担当の先生も喜んでくれるのではないでしょうか
私は、運動会のときに
子供の気持ちの入った言葉を旗にまとめました
実習後は自分の反省を生かして
学生ボランティア等で発揮していると
採用試験等で評価をされる可能性があるかもしれないですね