席替えのメリットデメリット
子供たちにとっては
わくわくどきどきの席替え
そんな席替えを
「いつも通りでしょ。」
と言われないように、価値あるものにして欲しいです
席替えのパターンをいくつか紹介します
今回は、30人くらいの学級で考えました
この記事を読むと
子供の実態に応じた席替えができる
ようになると思います
それでは、紹介していきます💡
教師が決める
落ち着いた学級作りを目指す場合におすすめ(基本)
◯メリット
・配慮児童に自分の思う児童を当てられる
・学習面や行動面で心配な児童のそばに意図した子をくっつけられる
・にぎやかな児童が固まることを避けられる
・学力がどの班もある程度分けられる
△デメリット
・子供同士の負担が均等ではない
・不公平さがある
くじ引きで決める
子供により席替えをわくわくして欲しい人向き(中堅級)
◯メリット
・誰とでも関われる機会がある
・公平性があり、子供が納得しやすい
・「誰となってもいいよ」という心を育てられる
△デメリット
・班によって学力差が出る
・仲の良い集団がうるさくすることがある
子供たちが決める
席替えにも学びを見出したい人向き(ベテラン級)
◯メリット
・仲間のことを思って行動できる
・均等にしようと周りの声を聞く
・自分たちで考えられて嬉しい気持ち
・主体性が高まる
△デメリット
・不満を言う子がいるかもしれない
・みんなが納得するのに時間がかかる
・好き勝手になっていたら注意が必要
〜席替えの種類〜
・2人ペア
話し合いで必ず話す・聞く機会が作れる
困ったらすぐに寄り添えられる
・3人ペア
小集団の話し合いがすぐにできる
声も大きくならず一方的ではなくしっかりとした話し合いが身につく
◎授業で話し合いの活動をたくさん入れるならおすすめです
・グループ(4人で班の形)
話し合いでたくさんの意見を聞くことができる
作業を取り組んだりするときはよい
・コの字型
友達の表情が見やすくて、学級の話し合いで効果的
・決まった集団で席を作る
宿泊行事の班や体育のチームなどで座席を決めると仲が深まる
期間は2週間がおすすめです
たくさんの友達と関わって欲しいのでこれくらいの期間がよいです
また、1ヶ月だとだれてきてちょっかいも多くなります
新鮮味を味わせてあげましょう