教員必見!コーディネーショントレーニングを解説
[word_balloon id="5" size="M" position="L" name_position="under_avatar" radius="true" balloon="talk" balloon_shadow="true"]こんにちは!naoblogです[/word_balloon]
最近は、学校教育でも
スポーツ科学的な視点が盛り込まれるようになってきています
今回の注目ポイントは
「コーディネーショントレーニング」です
みなさんは聞いたことありますか?
様々な運動をすることで
今学習している運動に必要なものはこれだ!と引き出し感覚で
子供たちがコーディネーションする能力が育っていれば
どんなスポーツでも上達が近道となる方法です
一体どのような能力を
コーディネーションするのか説明していきます
[box class="pink_box" title="✔︎この記事からわかること"]
・子供たちに必要な7つのコーディネーション能力がわかる
[/box]
1 コーディネーショントレーニングとは
スポーツにおいてコーディネーショントレーニングが必要な理由は
トレーニングで積んできた筋肉だけではなく
瞬時の判断や正確な動きをする巧緻性などが
競技の上達にとって重要であるからです
コーディネーショントレーニング発祥である
ドイツ・ライプツィヒ学派の資料を参考に説明していきます
2 解説!7つのコーディネーショントレーニング
2-1 定位
感覚器官のはたらきによって、位置関係を瞬時に把握できる能力。それに合わせて身体の姿勢や動きをタイミングよく方向づけ、全身を巧みに操作できること
例 ボールゲームをしているときに、相手の場所を把握してプレーができる
2-2 分化
スポーツにおいて、その競技の目的に合わせて手足などの動きやパワーの発揮具合を調整できる能力。これが高いことで、より正確に動くことができる
例 30%・70%・100%と使い分けながらボールを正確に投げられる
2-3 リズム
音楽や手拍子など、外側から与えられたリズムを自分の中に取り込み、身体を操作したり、リズミカルに動かしたりして、イメージ通りの速さとタイミングで円滑に動く能力。
例 バスケットボールのドリブルで絶妙なリズムで相手をかわすことができる
2-4 反応
目や耳で察知した情報に対して、適確に反応して行動する能力
例 サッカーのゲーム中に相手選手にゴールを決められると思って瞬時に動くことができる
2-5 変換
変化していく動きを先取りしながら、その時どきに最高のパフォーマンスをする能力。
例 攻撃や守備の切り替えの多いゲームにおいて、自分たちの状況を考えながら行動できる
2-6 連結・結合
全身の動きをうまく連動させ、複数の動作を連続してダイナミックに動く能力
例 トランポリンに乗りながらボール投げて的に当てることができる
2-7 バランス
全身を平衡に保つことで自らの姿勢を維持したり、体勢が崩れてもすぐに平衡な状態に戻せる能力
例 リバウンドをとった時に相手にぶつかられてもしっかりとした着地ができる
3 まとめ
小学校の体育学習でも
これらの7つのコーディネーショントレーニングを意識しながら
取り組んでいくことが大切です
目先の遊ばせ方など、子供たちが喜ぶ策をこうじるだけでなく
専門的なトレーニングを踏まえた
遊びを考えて実践していくことが重要です
いろんなコーディネーショントレーニングが伝えられていますが
ドイツ発祥の「コーディネーション」を説明してみました