小学校教員が教えるプログラミング学習
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小学校でプログラミング学習がはじまるんだけど
どんな教材なの?
どんな操作を知っておいたらいいの?
せっかくだから今のうちに予習しておきたいな。[/word_balloon]
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この記事を読めば、
小学校のプログラミング学習がわかります
また、子供に「どんな力が身につくのか」知ることができます
私は、小学校教員をしており、
プログラミング学習の担当をしています
休業期間を利用して、
お家でプログラミング学習をマスターしておきましょう![/word_balloon]
小学校教員が教えるプログラミング学習
目次
1 Scratch(スクラッチ)
1−1 Scratchとは
Scratchは、子供たちが物語やゲーム、 アニメーションなどのインタラクティブなメディアをプログラムし、 世界中の人々と共有可能なコミュニティーです。
*インタラクティブ・・・「相互作用」「双方向」という意味です
Scratchを用いて、ゲームやアニメーションなどを作ることが可能です
ゲームは、
スーパーマリオのようなボスを倒しにいくようなゲームも作れますし、
チャリ走のように障害物を避けるようなゲームも作ることができます。
Scratchは、アカウントがあれば無料でログインでき、いつでも初めから、続きから作成できます。
インタラクティブとあるように自分の作ったゲームを用いて全世界の子供がそのゲームにチャレンジ、参加することが可能です。
そのため、自分にはなかった発想を知ることができたり逆に自分の発想が全世界の子供達の参考になったりします。
自分でイメージしながらゲームを作ることで、創造性が養われます。
対象年齢 8〜16歳
1−2 基本的な使い方
メイン画面
左側のブロックを使って、右側のスプライトを動かします
緑色を押すとスタートになります
簡単にやってみます!
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緑のスタートを押すと動いたのがわかりましたか?
以下のようなプログラムを組みました
緑のスタートが押されたら、スプラウトが100歩動く設定です
このようにブロックを重ねることで、スプラクトが自在に動くようになります
発展として、こんなこともできます
少し見にくいですが、よかったらお願いします💡
https://www.youtube.com/watch?v=hre1pfQ92hE&t=10s
◎初心者には、こちらがおすすめです!
amazon 引用 必修化に先駆けて、60分でゲームづくり!Scratch2.0対応。 【親が習わせたい習い事1位 プログラミング!】 【男子のなりたい職業1位 プログラマー!】 2020年、小学校でプログラミング必修化が決定し、 子育て世代のプログラミング関心度が高まっています。 本書は、必修化に先駆けてプログラミングを 楽しく学ぶきっかけとなります。 初心者用の無料プログラミング学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」を使って、 簡単な「迷路ゲーム」を開発します。(目標時間は60分。) はじめてでも抵抗なく取り組めるテキスト形式で、 テキストどおりに繰り返しブロックを組んでいくことで、 自然にプログラミングの仕組みと楽しさを体験! 親の手助けは最小限ですむよう工夫。
「主人公とてきキャラを作って迷路を駆け抜けて宝物をゲット」
こんな感じのゲームが本当にすぐ作れます
入門編としてかなりおすすめです
上記に書いてあるように
4年生以上であれば、1人で考えてできるかもしれません
2 viscuit(ビスケット)
2−1 viscuitとは
メガネという仕組みたった一つだけで単純なプログラムからとても複雑なプログラムまで作ることができます。 仕組みは単純ですが組み合わせ方が様々なので複雑なことができるのです。 ビスケットを使うとアニメーション・ゲーム・絵本などを簡単に作ることができます。 ビスケットを使いこなすには難しいことを覚える必要はありません。 だれでもプログラミングの楽しさと可能性を感じ取ることができるでしょう。 今の時点で「コンピュータをどう動かすか」を指示する能力よりも「コンピュータに何をさせるか」を考える能力を鍛えた方が良いのではないでしょうか。その考えにたって作られたのがビスケットです。ビスケットの設計でこだわっているのは、表現力を落とさないで単純化するという点です。表現力を落として良ければ単純化は簡単ですし、複雑なままで表現力を保つのも難しくはありません。両立させるから難しいのです。そこにとてもこだわっています。動きの方向をメガネで指定する方法はその一つですお絵かきの色の選び方にもこだわりがあります。多くの子供向けアプリは、子どもにたくさんの色を選ばせるのは負担だから色の数を減らして色を選びやすくした設計になっています。最初はとっつきやすいですが、同じ色しか出ないので、だんだん色に対して飽きてきて鈍感になってきます。それに対して、ビスケットではコンピュータが表現できる全ての色を対等に直感的に選択できるように設計しています。
メガネを用いてプログラミングします。
メガネのレンズを用いて、自分で描いた物体を自在に動かすことができます
自分の世界観を表現しやすいプログラミング学習になっています
描いたキャラの動く方向や動く速度、キャラの種類など
本当に想像したことが1つの画面で表せます
もちろん、友達をその場に入れて協力して作ることも可能です
作品は無限に作れると思います
対象年齢 4歳〜
アプリをインストールする必要があります
2−2 基本的な使い方
素晴らしいものがあったので引用させてもらいました
基本① 色をたくさん用いて、描いた作品を映し出してみよう!
https://www.youtube.com/watch?time_continue=167&v=w-9V04l0oAk&feature=emb_title
基本② 動かし方を変えてみよう
https://www.youtube.com/watch?time_continue=115&v=ROWjDuhXqoE&feature=emb_title
3 ScratchとViscuitに共通している身につけたい力
3−1 「想像力」
Scratchで身につく力(一部抜粋) 創造的に考え、系統立てて論理的に考え、協力すること
Viscuitで身につく力(一部抜粋) ビスケットを使いこなすために必要な知識はとても少ないので、 短い時間で多くの子どもたちを同時に教えることができます。子どもたちの創造力を引き出す工夫など様々に改良されてきた指導法がここにあります。
2つのプログラミングに共通していること
「想像力」
自分の想像したことをどのようにプログラミングして表すか
私も何度もやってますが、想像したことが表現できると嬉しいです
動かし方のプログラムも1つではなくいくつもの種類があります
正解が1つではないところが深いです
友達の意見を聞くことでより創造性が増していくことも考えられます
今までは、与えられた課題に対して答えを求めていましたが、
このプログラミング学習には答えはありません。
いかに、自分で想像したものを作り上げるか。
0から1を生み出す作業をしなくてはなりません。
それを身につけることで、
困難に打ち当たっても自分の力で切り開いていくことが可能になると考えます。
参考サイト
Scratch:https://scratch.mit.edu/
Viscuit:https://www.viscuit.com/#oshieru